「これからスペイン語の勉強を始めようと思っているのですがスペイン語って難しいですか?」という質問を最近メッセージでいただきました。
調べてみると、語学の中ではスペイン語の難易度は実はそんなに高くないそうです。
そういえば私も、一番最初に「スペイン語ってどんな言葉なんだろ?皆難しいって言うけどどんな所が難しいんだろう?」と疑問に思いました。
そこで!これから勉強するぞという方も既によく知っている方もスペイン語はどんな言葉でどういう特徴があるのか確認できるよう、まとめました!
また、難しいところも簡単に学べるポイントも書いているので是非ご覧ください☆
★スペイン語の難しいところ★
1.動詞の活用が複雑
スペイン語は主語が誰かによって動詞の形が全部変わります!例えば「食べる comer(コメル)」という動詞だと、
私は →como
あなたは →comes
彼は →come
私たちは →comemos
あなたたちは→coméis
彼らは →comen
と、いうように変化します。また、それぞれの動詞で過去を表す場合や
未来を表す場合、命令する場合・・という風に色んな状況によっても全て形が変わるので結局一つの動詞で約50種類の活用があります。
「食べるcomer」「話すhablar」「行くir」「見るver」・・こういうそれぞれの動詞にそれぞれ50種類以上の活用形があるなんて、考えただけで気が遠くなりますね(爆)
でも大丈夫!!別に全部覚えなきゃスペイン語で会話を楽しめないわけじゃないですから(^^)♪
スペイン語の勉強法でも書きましたが身近なところからゆっくり覚えれば良いんです◎
自分が生活の中でよく使う動詞とか使いたい動詞からで、更に
まず「私は(yo) 」の形
次に「あなたは(tú)」の形
その次に「彼は(él)」の形
という順番で、自分に近いものからだと使用頻度が高いし覚えやすいです。
あとは、実際に自分で使ってみたりしながら「気楽に、コツコツ」覚えて行くのが良いようです。あと、
食べましょう!
Vamos a comer!
(バモス ア コメル)
みたいに、動詞の原形をそのまま使えるフレーズも色々あるんです♪
なので活用を覚えてなくても色んな会話ができますよ☆
例えばこれらのフレーズ
「~がしたいです」
「~しましょう」
「~しなければいけない」
も、動詞の原形を使います◎
2.男性名詞 女性名詞
スペイン語には、「男性名詞」「女性名詞」という様に、それぞれの名詞に文法上の性別があるんです。
例えば本libro(リブロ)は男性名詞で家casa(カサ)は女性名詞です。日本語や英語にはそういうの全く無いのでチョット不思議ですね。
で、その名詞の性によって
el libro(エル リブロ)
la casa(ラ カサ)
とか、色々変わってくるんです。
男性名詞と女性名詞に関しては以前のブログに詳しくあります
ので、もっとよく知りたい方は是非こちらをご覧ください♪
★スペイン語の簡単なところ★
1.発音しやすい聞き取りやすい
これはすっごく嬉しいポイントで英語みたいにアとエが混ざったような複雑な発音が殆ど無いです!
英語のリスニングに絶望していた私でもスペイン語は聞きやすいです!特にペルーのスペイン語は、抑揚の感じが日本語と似ていてより聞き取りやすいです♪
早口で言われるとわからなくても「ゆっくりお願いします」と言ってゆっくり話してもらえれば、結構わかる時も多いんですよ(^^)
2.単語が読みやすい
英語だと単語の中に発音しないものがいっぱいあったり、書かれているローマ字と発音が違う場合もかなり多いですが、スペイン語は、大体ローマ字をそのまま読めば合ってるので助かります!
例えば、電卓はcalculadoraと書き、やっぱりそのまま「カルクラドーラ」と読みます。インターネットはinternetで「インテルネット」です。どうですか?びっくりする程そのままでしょ?
私の場合は、スペイン語でまず色んな人とおしゃべりがしたいので、単語が聞き取りやすく話しやすいというのは本当にかなり嬉しいポイントです♪
★その他スペイン語の特徴★
1.アクセント やニョロニョロ
スペイン語の中には、アクセント表記があるものやニョロニョロとよく皆が呼んでいるものがあるます。
これは「スペイン語の特殊表記」と言い以前詳しく記事にしました。ペルー人の方いわく、パソコンの文字変換に慣れすぎてスペイン語圏の人ですら「この単語はアクセント表記が必要だったっけ??」と分からない時があるそうです!
日本人も、パソコンのキーボードでいつも文字を打っていると、いざ文字を手書きする時、漢字が頭から出ない事がありますよねー。
Español(エスパニョール)は「スペイン語」という意味でまさにこの特徴的なニョロニョロがあります!
ニャ・ニュ・ニュ・ニェ・ニョの発音があると、あースペイン語だなって実感するし、なんか猫みたいで可愛いと思いませんか笑?
2.巻き舌の発音がある
巻き舌といえば、スペイン語やイタリア語というイメージがあるように、スペイン語には巻き舌で発音する「rr」があります。
例えば、「犬 perro (ペロ)」のrrの部分は巻き舌で発音します。実はスペイン語には同じ「ペロ」でも3つの言葉があるんです。
犬
perro
(ペロ)
髪
pelo
(ペロ)
でも、しかし
pero
(ペロ)
これらの「rr」「l」「r」は、それぞれ発音の仕方が微妙に変わっています。
発音については、「スペイン語の発音ポイント」にまとめてあるので、見てみてくださいね(^^)
3.素敵な言葉がいっぱい
スペイン語には、「美しい・可愛い・カッコイイ」言葉がいっぱいあります!例えば
天使 てんし
ángel
(アンヘル)
水色 みずいろ
celeste
(セレステ)
黄色 きいろ
amarillo
(アマリージョ)
小皿 こざら
platito
(プラティート)
希望 きぼう
esperanza
(エスペランサ)
剣 つるぎ
espada
(エスパーダ)
とかとか♪ね?いい感じですよね!
昔からよく【スペイン語は神と語る言葉】と言われているそうです。
その理由を私は知りませんが、「神と語るんだったら確かに美しい響きの言葉じゃないと
駄目だよねー」と思いました笑
最近は、漫画とか歌とか店の名前とか色んな所でスペイン語が活用されていて、「可愛いスペイン語を探していたらこのブログにたどり着きました」というような方もよくいらっしゃいます(^^)
スペイン語の勉強をしていて素敵な言葉を発見すると、テンションあがりますよね☆
これからもいっぱい綺麗で可愛くてカッコイイ言葉を見つけたいと思います!
4.世界中で使える!
日本語は基本的に日本だけで使えるわけですが、スペイン語はスペインだけではありません!
ペルー・ボリビア・キューバ・メキシコ・ニカラグア・グァテマラ・エクアドル・アルゼンチン等々、世界の21ヶ国で公用語として使われている言語です!
更に、アメリカを始め他の国でもスペイン語を話す人が増えています。スペイン語の挨拶を一つ覚えれば世界中の沢山の人に挨拶ができる!って素敵ですよね♪
スペイン語の特徴とか良いところ教えてね!
あれ?いつのまにかこんな長い記事になってしまいました(汗)つい、あれもこれも書きたいってなるんですよ。
他にも「スペイン語ってこういう特徴あるよね」とかポイントとかあれば
是非是非教えてください♪
・・・今日のまとめ・・・
★スペイン語の難しい所
1.動詞の活用が複雑
2.男性名詞 女性名詞
★スペイン語の簡単な所
1.発音しやすい聞き取りやすい
2.単語を読みやすい
★その他スペイン語の特徴
1.アクセント やニョロニョロ
2.巻き舌の発音がある
3.素敵な言葉がいっぱい
4.世界中で使える!
ひろ子先生 はじめまして♥ Encantada!! 楽しいスペイン語講座をありがとうございます❗ 日本語にはないスペイン語の響きが楽しくて続いています。○○二ャールって日本語にはありえない言葉に、笑っちゃいました。パ行マ行ラ行が、多いからかな。話したくなります。 まだまだ初心者ですが、頑張ってついていきます。
はじめまして!
Mucho gusto!
コメントくださり有難うございます♪
スペイン語にはきれいで面白い言葉がいっぱいですよね☆
ニャーとかニョーとか、そういう響きがすごく
スペイン語っぽくて私も気に入ってます!
他にもお好きなスペイン語の言葉があったら是非教えてください♪
これからも一緒にスペイン語を勉強してくださると嬉しいです!
どうぞ宜しくお願いします(^^)
ヒロ子さん 心に残ったスペイン語の言葉は、“Adios mi corazon”です。 スペインのフラメンコの先生が、教室の子供たちが帰る時に呼び掛けるそうです。こんなこと言われたら、ハートわしづかみです❤( >Д<;)
Adios mi corazon!!
すっごく素敵な言葉ですね!
胸がキュンとします(>▽<)
こういうカッコいい心のこもったスペイン語大好きです!
教えてくださりありがとうございます♪
haberが「話す」になっていますが、正確にはhablarです。
haberは〜したことがある、もう〜した という意味でhaber+過去分詞で複合時制を作る動詞です。
KUMAさんご指摘ありがとうございます!ミスを修正いたしました!助かりました!
彼らがスペイン語を学びたいのはとてもいいことです
Gracias por aprender español!!!
Se les agradece 🙂
ありがとうございます!Estoy contenta por su mensaje!