スペイン語圏の方の会話をきいていると
凄い頻度でペロという言葉がでてきます。
「なんでみんなペロペロ言ってるんだろう?」
実はあなたもそう思ったことあるんじゃないでしょうか?
今日はその疑問をスパッと解決したいと思います!
スペイン語の接続詞「でも」「しかし」の単語

でも、しかし、けれども、だけど
pero
(ペロ)
このスペイン語のperoは英語のbut(バット)と同じです。
「しかし」は接続詞というジャンルの言葉で、
前の文と対立したり反対になる内容の時に使われます。
色んなスペイン語の会話をきいていると、
あれ?なんで何回も同じ言葉出てくるんだろう?と
気になることがよくあります。
peroもその一つです。
「~~、ペロー~~~」というように、
スペイン語で誰かと誰かが話していたら、
とにかくペロペロ言っているのをきくんです。
特に、スペイン語がさっぱり分からない最初の頃は、
「何を言ってるかはわからないけど、ペロペロ言ってるのはわかる!
でもペロがどういう意味かわからない!」
というおかしな状況になっていました・・・(笑)。
peroが「でも、しかし」という意味だと分かったあと、
なぜあんなにペロペロ言ってるのかは分かりました。
日本語でも「でも」「だけど」ってどんな会話でも
頻繁に出てくるワードですよね。
「でも」が口癖になっている人だっているぐらいです。
peroを使った身近なスペイン語フレーズ

私は元気だよ、でもちょっと疲れてます。
Yo estoy bien, pero un poco cansado.
(ヨ エストイ ビエン ペロ ウン ポコ カンサード)
※un pocoは「少し」、スペイン語で疲れたはcansado
あなたが女性の場合、このcansadoはcansadaになります。
「元気」と「疲れている」この2つの異なる状態を
繋いでいる言葉が「pero」ですね!
例えば仕事終わりとか勉強した後とか、
身体は健康で特に大きな問題はなくても、
ちょっと疲れたなーって感じることありますよね。
季節の変わり目で、寒いと暑いを繰り返すような気候と時、
体が疲れやすい気がします。
お肉が食べたいけど、やっぱりお魚を食べることにします。
Quiero comer carne ,pero mejor voy a comer pescado.
(ケロ コメル カルネ ペロ メホル ボイ ア コメル ペスカード)
※carneは「肉」、comerは「食べる」、pescadoは「魚」
スペイン語で~したいの言い方とは?
「お肉が食べたい!・・でも、最近毎日お肉食べてるし、
今日は食事のバランスを考えてお魚にしようかな」
「お肉が食べたい!・・でも、今日はお魚が安いからこっちにしよう」
というようなシチュエーションが考えられますね◎
私は勉強が苦手です。でもスペイン語の勉強は好きです。
No me gusta estudiar. Pero me gusta estudiar Español.
(ノ メ グスタ エストゥディアール ペロ メ グスタ エストゥディアール エスパニョール)
※estudiarは「勉強」、Españolは「スペイン語」
これはまさに私のことです!
でも、こういう事ってありますよね?
「英語も数学も苦手で勉強が嫌いだけど、この勉強なら楽しくできる」
「嫌でもやらなきゃいけない」「誰かに強いられている」という状況では
勉強が楽しいとか好きとか思えないんですが、
自発的に「知りたい」と思って楽しめる勉強は良いものですね♪
私は靴が好きですが、スニーカーは嫌いです。
Me gustan los zapatos,pero no me gustan las zapatillas.
(メ グスタン ロス サパトス ペロ ノ メグスタン ラス サパティーヤス)
※zapatoは「靴(くつ)」、zapatillaは「スニーカー」
靴が好きだけど、靴と言っても色んな種類があって、
その中でスニーカーは好きじゃなかったということですね。
うん、そういうこともありますよね。
「しかし」の番外編「しかしながら」の言い方

「しかし」とちょっと近い言葉で「しかしながら」というのがありますよね。
しかしながら、とはいえ
sin embargo
(シン エンバルゴ)
sinは「~なし」で、embargoは「禁止」という意味があります。
私はサラダ料理を作ります。しかしながら、デザートは作れません。
Yo preparo comidas saladas , sin embargo no puedo preparar postres.
(ヨ プレパーロ コミダス サラダス シン エンバルゴ ノ プエド プレパラール ポストレス)
料理ができるといっても、得意なジャンルがあれば苦手なジャンルもありますね。
sin embargoは、peroに比べると日常会話でそんなに出てくるワードではないですが、
peroと合わせて頭の片隅に入れておきたいスペイン語です。
今日はスペイン語のperoを勉強しました(^^)
「スペイン語のペロってなんだろう?」と思っていた方は
これでスッキリしましたよね♪
単語自体は簡単ですが、色んな会話や文章で出てくる言葉なので、
実際に使いながら慣れて行きたいですね!
こういう日常で良く使う接続詞のスペイン語を
これからも記事にして覚えて行きたいと思ってます。
オススメの言葉やフレーズがある方は是非教えてくださいね♪
合わせて読みたい:
スペイン語の接続詞para
スペイン語の接続詞「しかし、でも」のまとめ
でも、しかし、けれども、だけど
pero
(ペロ)
しかしながら、とはいえ
sin embargo
(シン エンバルゴ)