タイトルで違いがわかる人と
カッコよく書いてみましたが、
実際に何のお話かというと
ある動物についてです(笑)
でも、これに関する単語の
使い分け方を知らない方も多く、
スペイン語圏の方でさえ
「そうなのかー」と驚く
場合さえあるみたいですよ!
というわけでひと味違う
スペイン語通になるために
各々の単語を比較検証します♪
鶏肉、チキン
pollo
(ポヨ ポジョ)
鶏、ニワトリ
※雌鶏、メスの場合
gallina
(ガジーナ)
※雄鶏、オスの場合
gallo
(ガジョ)
ちなみに、polloは以前
ローストチキンの記事で
とりあげられました◎
上記の様にスペイン語では、
一般的には既に食材となった
鶏肉はpolloと表現する事が多いんだそうです。
そして、まだ羽があって
生きているニワトリ
の事を指す場合は
雄鶏ならgallo 、
雌鶏ならgallina
と言いう事がよくあります。
日本でも近い感覚があると思います。
食品食材としてスーパーや市場
で売られているものは「チキン・鶏肉」
と呼びますが、コッコッコと鳴き
庭を歩いている生きた状態のものを
指す時は「ニワトリ」と言いますよね。
でも、別に生きているニワトリを
polloと言っても決して間違いではなく、
そう呼ぶ方もいらっしゃいます(^^)
ではヒヨコはスペイン語で
何と言うでしょうか?
ヒヨコは「ガジート」
とかかなぁ~と思いましたが
違いました。
ひよこ
pollito
(ポジート)
なんですよねー。ちょっと不思議です。
ポジートって可愛い響きで好きです♪
あ、ヒヨコといえばこんなキュートな
スペイン語の歌があるんですよ!
その名も
los pollitos dicen
(ロス ポジートス ディセン)
dicen は動詞「decir」が変化した
形で「言う、鳴く」という意味です。
なのでlos pollitos dicen は
「ヒヨコは鳴くよ」と訳せます。
子供が歌うカワイイ曲なので
良かったらきいてみてください♪
曲の歌詞と翻訳も載せておきます(^^)
“Los Pollitos Dicen”
Los pollitos dicen pío, pío, pío,
cuando tienen hambre, cuando tienen frío.
La gallina busca el maíz y el trigo.
Les da la comida y les presta abrigo.
Bajo sus dos alas, acurrucaditos,
duérmen los pollitos hasta el otro día.
Cuando se levantan, dicen: “mamacita,
tengo mucha hambre, dame lombricitas”“ひよこは鳴くよ”
お腹が空いたとき、寒いとき
ひよこは「ピヨピヨピヨ」と鳴くよ。
ニワトリはトウモロコシと小麦を探す。
ひよこたちにご飯をあげて、羽で覆ってあげる。
羽の下で、ひよこはかたまって次の日まで寝るよ。
起きたら「ママ、お腹が空いたよ、虫を頂戴」と鳴くよ。
上ではあえてピヨピヨと訳して
いますが、スペイン語で
ヒヨコの鳴き声は
pío, pío(ピオピオ)なんですねー。
ちょっとした発見をしました♪
ちなみに、鶏の鳴き声は日本では
コケコッコなのですが、
quiquiriquí(キキリキ)と表現します。
キキリキ・・・謎めいていてちょっと
変わった言い方で面白いですね!
えー、これであなたも立派な
スペイン語(のニワトリ)通です(笑)
こういう単語一つでも、
違いがわかればスッキリするし、
スペイン語圏の方も
「お!わかってるじゃん♪」
と思ってくれそうな気がします(笑)
・・・今日学んだこと・・・
鶏肉、チキン
pollo
(ポヨ ポジョ)
鶏、ニワトリ
※メスの場合
gallina
(ガジーナ)
※オスの場合
gallo
(ガジョ)
ひよこ
pollito
(ポジート)