スペイン語を勉強し始めると言葉の違いや使い分けが分からなくなる時があります「この場合はどっち?」「何故この言葉になるの?」モヤモヤしますよね~。
今日のスペイン語もまさにそんな内容です◎muchoとmuyの違いは何?どう使い分けるの?というわけでシッカリ違いと使い分けを勉強しておきましょうー!
まずmuyとmuchoの意味や特徴を知ろう
とても、非常に、かなり、凄く
muy
(ムイ)
とても美味しいです!
Está muy rico!
(エスタ ムイ リコ)
今日はとても早く起きました。
Hoy me levante muy temprano.
(オイ メ レバンテ ムイ テンプラーノ)
Está muy rico!美味しいものを食べたらオイシイって言いたいですね♪このmuyは美味しいという意味の形容詞ricoにかかっていて「とても美味しい」になります。
Hoy me levante muy temprano.これは以前の記事でも紹介した言葉でHoy me levanteは「今日起きた」という意味で、このmuyは早くと言う意味の副詞「temprano」にかかっています。
沢山の、多くの、たいへん、よく
mucho
(ムチョ)
はじめまして!
mucho gusto!
(ムチョ グスト)
私に沢山キスをして。
Besame mucho.
(ベサメ ムチョ)
muchoと調べてみたら「Besame mucho」という候補みたいなのが沢山出てきました!
Besame muchoとか突然やたら情熱的な言葉が出てきてしまいました(笑)Besame muchoという結構有名な歌もあるようですね!besameは「私にキスして」という動詞の
命令形で、そこにmuchoが加わるので「私にたくさんキスして」という意味になります。うーん、直球ですね笑!
私は初めて聞いたのですが、日本の音楽でそのままのタイトルのものがあるみたいですね。
mucho gustoというのは初めて会う人に使う挨拶ですよね。
muchoは「たくさんの」gustoは名詞で「喜び」という意味があるので、
直訳すると「沢山の喜び」となり、それがスペイン語の「はじめまして」という意味になるわけです♪
muyとmuchoの違いと使い分け
上記でそれぞれの意味や例文を見て、もしかしたら既になんとなくその違いが分かる人もいるかもですね!
ズバッとそれぞれの違いを言うとこんな感じです↓
muyは主に副詞であり形容詞や副詞を修飾する
muchoは主に形容詞となり名詞を修飾したり副詞となり動詞を修飾したりする
★もっとざっくり言うと
muyは形容詞や副詞に使われ
muchoは名詞や動詞に使われる
・・という場合が多いよー、という違いや使い分けになります。
実際上記で紹介したそれぞれのフレーズも、その様になっていると思います◎ちなみに、これらを英語で当てはめると
muy→very
mucho→manyやmuch
です。なぜか英語に置き換えると頭にスッと入ってくる気がしませんか?
なんでHace mucho fríoになるの?
こうしてそれぞれの意味と違いを知ると不意に落ちないフレーズがありますね!
とても寒いです!
Hace mucho frío!
(アセ ムチョ フリオ)
日本語で「寒い」って形容詞ですよね?で、形容詞を装飾する場合は副詞のmuyになるハズだから、このmuchoは間違いなんじゃないの?例外なの?と、私も最初困惑しました(^^;)
でも実はfríoは形容詞だけでなく名詞でもあるんです!fríoは「寒さ、寒気」という意味があり、それで名詞を装飾するmuchoが使われます◎
mucho fríoは「沢山の寒さ」という表現をしているんですね(^^)fríoが名詞でもあると知ればmuchoを使うこともすぐ納得できますよね♪
今日は結構ざっくりと、muchoとmuyの意味の違いや使い分けを勉強しました◎これでまた1つ分かってスッキリした気分です(笑)でも大切なのは日頃の会話でよく使い自然と慣れるようになることですよね!私ももっと会話を頑張りたいなと思っています。
合わせて読みたい:
「早く」のスペイン語とは?
スペイン語で「暑いです!」
寒いをスペイン語で言うと?
スペイン語ではじめまして
muyとmuchoの違いまとめ
とても、非常に、かなり、凄く
muy
(ムイ)
沢山の、多くの、たいへん、よく
mucho
(ムチョ)
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muyは主に
副詞であり形容詞や副詞を修飾する
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muchoは主に
形容詞となり名詞を修飾したり
副詞となり動詞を修飾したりする
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